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エージェントサイトを探す
転職活動の第一歩は、転職先候補の情報収集です。
しかし、働きながらたったひとりで転職先を探すのは、物理的にも精神的にも無理があって現実的とは言えません。
転職のノウハウ・スピード・効率性などを勘案すれば、医師専門の転職サービス(人材バンク)を利用するのが最善の選択肢でしょう。
新聞や折込広告には載っていない求人情報も掲載されていますし、同僚・知り合いの医師に紹介を頼んだ場合に生じがちな、しがらみもありません。
キャリアカウンセリング
良い医師転職サービスの条件のひとつとして「転職先候補の登録件数が多いこと」が挙げられます。
ただ、その件数が多ければ多いほど、自分ひとりで探し出すのは煩雑になってきます。
そこで重要なのが、あなた(医師)のキャリアカウンセリングを行なうコンサルタント(担当者)の存在です。
通勤時間や給与など希望の条件を尋ねられるので、基本的にはそれに答えるだけです。
その後、条件にマッチした転職先候補が随時提示されます。
応募、面接
担当者から転職先候補を提示されたら、応募するかどうかを決めます。求人票には載っていない情報(例えば経営状況・経営者の考え方・スタッフの雰囲気など)を尋ねるのもいいでしょう。
応募する場合は、先方の人事・採用担当者との面接へと進みます。
面接の日時や場所は、転職サービスの担当者が調整してくれます。もちろん応募しないことも可能。
他の医師から紹介された場合にありがちな、気まずさやペナルティーなどはありません。
条件交渉
「本当は待遇について、もう少し好条件でお願いしたいと先方に言いたい。
けれども直接というのは気が引ける」と思っている転職希望の医師は少なくありません。
給与・勤務体制・当直の有無など、知りたいけれども聞きにくい内容については、担当者があなたのエージェント(代理人)として代わりに尋ねますし、あなたが望む条件を満たしてくれるように交渉も代行します。
「この条件だけは、もう少し優遇してほしい」という場合に重宝します。
退職に向けて
採用が決定したら、今まで勤めていた医局等に退職(退局)する旨を告げなければなりませんが、少なくとも1ヶ月以上前には伝えましょう。
また、転職の理由が「現状への不満」だったとしても言わぬが花。
「プライベートな理由」で一貫するのがベターでしょう。
様々な引き留めにあうかもしれませんが、一旦辞めると言った以上、期限を切って辞めましょう。
下手に留まっても、その後は居心地が悪いだけ。
慰留されて辞意を撤回するくらいなら、最初から転職など考えてはいけません。
内定
いざ希望の転職先から内定がでましたら、まずはひと段落です。
これから新しい就職先での生活が目の前です。事前にしっかりと話を聞くなどして、スムーズに働けるよう準備をしましょう。
内定後しばらくは新しい生活に慣れずに大変な思いをすることもあるかもしれませんが、気を張りすぎすにリラックスして生活をしましょう。
転職を成功と思うか、失敗と思うかは、少なからず転職を希望したあなたによるところもあります。
失敗したと思わない為にも、転職してからもしっかり働いて充実した転職にしましょう。

